学校に行きたくないからといって、学びが嫌いなわけじゃない

こんにちは!
ニュージーランドで、二人の子供をホームスクールしていたYukoです!
20年間の海外子育て生活後、昨年、日本に帰ってきました。
日本に帰ってきて、一番、ショックを受けたのが、
お子さんが、学校へ行きたくない、ということで、悩まれているお母さんが多いこと、
そして、何十年もたっても、不登校、というものを問題にしている
世間の見方でした。
少しでも、悩まれているお母さんたちの心を軽くしたい、と
このブログを始めました。

世間の考えはかたよりすぎている
日本から、出たことがないと、見えにくいかもしれませんが、
日本の考え方は独特です。
それは、どの国にいっても、それぞれの考え方があり、
特に、国が決めた考え方にそって、
全体に影響していきます。
それが、文化、を作ります。
日本は、先進国と言われていますが、
まだまだ、考え方は古いです。
古いというのは、歴史を見ると、
昔は、世界各国で、残酷なことが行われてきましたよね。
今では、そんなことはありません。
というのは、考え方が進歩してきたからです。
色んな過ちを繰り返し、
もうそんなことはしない、と
法律を作ったり、制度を作って、
ひどいことがなく、皆が幸せになれるように、
それぞれの国を整えてきたのです。
ですが、、
日本では、経済は発展しましたが、
日本独特の、視野が狭い考え方が支配しています。
それは、井の中の蛙、と同じです。
日本語で、日本の常識だけが通用する世界にい続けることで、
生き残っていけたので、そうなっているのでしょう。
不登校=さぼっている人ではない
学校へ行かない人を、ひとくくりにして、不登校、と呼ぶのは、
あまりにも、差別的で、失礼な話です。
だって、学校へ行きたくない、ということは、
学ぶことが、嫌いなわけではありません。
学校という場所、環境が合わないだけなのです。
それを、いかにも、問題視していること自体がおかしい。
全く、寄り添う余地のない、決めつけによるものです。
学校へ行かなければ、学べない?
そんなことは全くありません。
オンラインだけでなく、
人から学ぶことが大事?
ともいわれます。
でも、本を読むことでも、十分学べます。
そもそも、学校へ毎日行っている子が、
自分から本を読もうとするでしょうか?
学ぶことは、そもそも楽しいのです。
知ることが楽しい、役に立つ、毎日が良くなる、
社会が良くなる、皆が幸せになる、
という事を身をもって覚えていくことの方がまず大事です。
そして、それは、家庭でも十分できますし、
子供が学校へ行ったから、全てが良しというわけではないのです。

広い物の見方を持つ
世間の考えに、合わせようとするのは、
社会に適合しようとすること、
それが悪いことではありませんが、
長い物に巻かれろ、
というのは、人間が生き残るための、
本能なのかもしれません。
でも、それだけだと、悪口やネガティブな言動、
誹謗、中傷にも口裏を合わせたり、
自分の考え方をもてず、
周りに振り回されるだけです。
そうならないためにも、
外に目を向け、
情報や知識を得て、学んでいくことが大事なのだと、
お母さんが、身をもって見せることが先なのではないでしょうか?

学校では教えてくれない大事なこと
学校では教えてくれない大事なことは、
たくさんあります。
立ち止まって考えてみたら、そんなことが
人生ではたくさんありませんか?
いわゆる世間が言っていること、
から、離れてみると、
色んな事が見えてきます。
そう思ったら、学校へいきたくない、
なんてことを大きな問題にすることはないのです。
机に向かってすることだけが、学びで
勉強ではありません。
勉強好きだからといって、
それがいいことじゃない。
世の中には、勉強ばかりして、大学に行き続け、
資格ばかりとっても、活かせない、
人たちもたくさんいるのです。
エリート街道まっしぐらの人たちほど、
挫折を知らずに、うつになったりします。
自分の子どもが、今、学べる大事なことは何?
どうやって学べる?
楽しめる?
ということに目を向けてみましょう。