ホームスクールの孤独を解消するには?

学校へ行かないという選択をすることは、
マイノリティ/ 少数派になる、ということだとお伝えしました。
こちらの記事より
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ニュージーランドでは、ベジタリアン/菜食主義者の人が
多く、最近では、若い人がビーガンになるのは、
食べ物の見た目もいいし、健康的なので、
まるでファッションのように流行してきています。
ですが、ひと昔前は、ベジタリアンの考え方は、
理解されずにいました。
私は、よく、ホームスクールをする選択と、
肉を食べないと決めた人たち、ベジタリアンが、
食と教育と領域は違うものの、
個人の大事にしたいもの、価値観から来ている選択であって、
その自由は許されるものであり、
尊重するべきだ、という点で似ていると思っていました。
肉食の人が、ベジタリアンに、
「肉は体にいいから食べるべきだ!」
と押し付けたり、
ベジタリアンが、
「肉を食べるなんて、残酷だからやめろ!」
と言い合いをしても意味はないですよね。
お互いが、それで、考えを変えるとは思いません。
そこに、必要なのは、相手の選択、価値観を敬うこと。
そして、マイノリティであるとき、
一番大事なのは、同じ考え方を持つ、仲間の存在です。
ホームスクールを選ぶ人の割合は、
10対1又はそれより少ないかもしれません。
自分以外の人が、違う考えを持っていて、
事あるごとに、批判的な見方をされると、
それは辛くなります。
こころが折れそうになります。
自分はひとりだ、という
孤独感にさいなまれます。
そんな時に、仲間と気持ちを共有することは、
大きな助けとなります。
普段から、自分には仲間がいる、
ひとりじゃない、
何かあったときは話せる、
という安心感が必要です。
どこかに属したい、
人間はそういう生き物であり、
それが、社会性と言われるもので、
私たちからは切り離せないものです。
だからこそ、同じ気持ちを共有し合える、
お互いを支え合うことができる、コミュニティが必要です。
自分がホームスクールをしているときも、
仲間の存在があってこそ、楽しく、続けることができましたし、
常にアイデアや情報を交換しあい、
一緒に活動することで、充実した時間を親子共に過ごすことができました。
もちろん、子供たちの学びにも
大きく貢献したと思います。