ホームスクールはストレス?

大多数の人と違うことをするストレス
大多数の人が持っている考え方を受け入れ、
同意し、従うことは、とても安全で、安心感を与えます。
出る釘は打たれる、と言いますが、
違っているもの、考え方は、批判され、排除されます。
仲間外れというのは、人間にとって最もつらい仕打ちと言います。
それほど、人と違うことをする、
違う考え方を持つ、というのは、難しい物なのです。
だからこそ、私たちは、調和を保つために、
周りに合わせようとします。
もうそれは、DNAに深く刻まれているのだと思います。
分かっていても、そう簡単にできる事ではありません。
マイノリティでいること
少数派でいること、
マイノリティでいることは、
日本人として、日本人ばかりの国に住んでいると、
なかなか感じることはありませんでしたが、
ニュージーランドに住んでからは、
「移民」と言われるようになり、
マイノリティである、ということを実感しました。
「移民」を排除しようとする政治家や考え方の中では、
ただ、「アジア人」ということで、差別の目で見られることもありました。
そして、ホームスクールを始めたことで、自分の意志で人と違うことをすることで、
特に知り合いの教育関係者から、感情的になって意見をされることもありました。
個人の選択や考え方を尊重する
マイノリティでいることについてですが、
例えば、ベジタリアン/菜食主義者など、
ひと昔前は、肉を食べない、というのは、
肉食中心の欧米では、一般に理解されないダイエットでした。
肉VS野菜の対決!野菜食にするのは、
動物愛護や自然環境、または体のことを考えてなど様々ですが、
どちらが正しいというのは、なく、
ただ、その人の選択で、それを尊重すればいいだけです。
教育に関しても、それが言えます。
その人に合ったやり方を選択し、
他の人の選択を尊重する。
でも、どうしても、自分の考えをぶつけてくる人もいて、
批判の目にさらされるのは確かです。
そんなときは、どうしてもストレスに感じてしまいます。
だからこそ、ホームスクールをしているお母さんには
心の支えになる仲間とのつながりを持つことが大事です。