日本でホームスクールをするのは難しい?

「学校へ行かなくても大丈夫」と思えるか
日本でホームスクールできるのか?と考えた時に、
日本では、「学校へ行かなくても大丈夫」
という考え方にシフトするのが、
難しいと感じます。
それはどうしてかというと、、
日本だけではなく、世界のどこにいても、
そこの土地の文化、考え方に合わせることで、
人間は、生き残ってきました。
だからこそ、その場所、国ごとの文化というものが存在します。
日本は特に、周りと合わせること、調和することを大事にする文化です。
仲間を大事にします。
その代わり、違っているものは排除します。
他の人と違った考え方をもつということは、
村八分といいますが、
世間から、仲間はずれにされることを意味します。
人は、孤独よりも、大勢の人と一緒にいる安心感を得たいものです。
日本では、何かがいいというと、飛びつく、右を向けば右の傾向が強いです。
日本を一度でたから、その違いがよくわかります。
個人が大事にされない文化
ニュージーランドでは、個人がより大事にされています。
ひとりひとりの自由が、尊重されて、あれこれ言う人は少なく、
寛容です。
特に、子育てに関しては、
子どもは子供らしく、のびのび育った方がいい、という考え方があります。
そして、親子関係は依存がなく、
親は子を自立させるための子育てを早くからします。
例えば、子供は新生児の頃から、寝室は別、など。
日本では、川の字で寝る、のが一般ですよね。
とにかく、そんな理由で、日本では、海外よりも、個の自由は自分勝手とみなされ、
大勢の人が従っている、「学校へ行く」
ということに関して、そうではない、という考え方を持つことは、
できればしたくないのです。
私たちは、知らない間に、周りの人たちの考え方の影響を受けて、
それを自分の考えだとして生きています。
海外にでて、日本では当たり前だと思っていたことが、
そうでないことがたくさんあることを知りました。
だからこそ、、調和を大事にする日本で、
他の人と違う考え方をすることは難しいのです。
でも、本当にそれでいいのですか?
ただ大勢の人と合わせているだけで、
自分も子供も幸せになれるでしょうか?